アバシリより

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バイバイスマホリック

 みなさんこんばんは。少しやわらいできましたが、まだまだ暑い日が続きますね。油断せず水分補給は欠かさないようにしたいです。

 

 まずはライブのお知らせです。明日18日に大塚Hearts Nextで私が所属するバンド、Koochewsenがライブをします。元たまの知久寿焼さんとのツーマンです。私はこのライブが決まってから今の今まで、明日のことを考えるとどうにかなってしまいそうでした。自分の演奏が終わるまでいかに正気を保つかをずっと考えています。18時開場18時半開演です。O.A.の教育番組さんもいいバンドらしいので楽しみです。

 

 先日、デジタルデバイスブルーライトに関するネガティブなニュースを読みました。今までもその危険性を指摘する識者の方は多くいましたが、今回はメカニズムをより詳しく解明したチームが現れたそうです。専門的なことは分からないですが、網膜にある「レチナール」という目の機能に欠かせない細胞が、ブルーライトを浴びると目にとって有毒な化学分子へと変化してしまうそうです。原因が分かると対策も取れるということで、現在目薬などに応用するための研究が進んでいるみたいです。

 ブルーライトは、デジタルデバイスに囲まれた私達にとって切っても切れない問題です。特にスマートフォンは「携帯電話」の域をとうに越え、記憶の一部を補完する脳の外付けハードディスクになりつつあり、それ無しでは生活が出来ない人達も少なくないと思います。

 かくいう私もつい最近までいわゆる「スマホ依存症」でした。ちょっとした時間でも、一人でいるときは欠かさずスマートフォンを見ていました。酷いときは危険も承知で歩きながら見ていることもありました。

 

スマートフォンで「何か」を見ていないと落ち着かなかったのです。

 

 その内容はといえば、そう頻繁に更新されることのない情報サイトや、何度も見たはずの動画だったりで、私は完全に不毛な時間を費やしていたのです。それでも何かを見ていないともったいないと感じていました。

 幸いなことにその状況から脱することができたのですが、一人では決して果たせなかったと思います。それだけ「スマートフォンの引力」は強かったのです。

 私はスマートフォンの画面から離れて、色々なものを取り戻しました。いつもの帰り道のちょっとした変化に気づくようになり、朝の日差しの眩しさや夕焼けの美しさを、まだこんな気持ちで感じられたのかと驚いたほどです。空気を感じる力が戻ってきたのです。

世界は見るだけではなく感じるものであることを思い出しました。

 スマートフォンによる弊害は身体的な問題だけではなく、精神にも多大な影響を及ぼします。もちろん便利な機械であることは間違いありませんし、適切な使い方をすれば私達の生活をより豊かにしてくれるのは間違いありません。現に私もこの文章は、スマートフォンを通して書いています。ただそこに世界を囚われてしまうのはあまりにも勿体無いのではないでしょうか。自分はそんなはずはないと思っている方も、試しにスマートフォンを置いて10分でもいいので外に出てみてください。気だるい夏の暑さが、もしかしたら少し心地よく感じるようになるかもしれません。